ご存知ですか?理想の家を作りたい!そのために自分に合ったハウスメーカーを探したい!
…と意気込む方ほどハウスメーカー選びで苦痛を感じてしまうことを…。
というのも、大手のハウスメーカーだけで約30社。
中小の会社や工務店を含めるとその数はなんと35,000社にも及びます。
その中で自分に合った探すのは大変。比較しようにも頭の中で整理しきれません。
結果的に家づくりに熱心な方ほどハウスメーカー選びで挫折してしまうんです。
この記事ではこれからハウスメーカーを探す方や今まさに疲れてしまった方向けに以下の内容を解説。
- ハウスメーカー選びで疲れる原因
- ハウスメーカー選びで疲れない方法
この記事を読めば疲弊せずに適切に自分に合う会社を探せます。
理想の家づくりで失敗したくない方は読まないと損です。
ハウスメーカー選びに疲れる原因
(1)予算や理想の家が固まっていない
建設するうえで得意としている工法などは、ハウスメーカーによって異なります。
ある程度は家の完成イメージがないと、ハウスメーカーを絞り込むのは困難です。
また、予算や理想の家が固まっていないと、家族間で認識のズレが生じやすくなります。
その結果、意見のすり合わせや情報収集などで疲労が溜まりやすくなるでしょう。
(2)やみくもにハウスメーカーを見ている
「多くのハウスメーカーを見てみたい」という方は多いかと思います。
しかし、やみくもにハウスメーカーを見るのはおすすめしません。
日本国内には3万5,000社ものハウスメーカーや工務店があります。
各展示場でも相当数があり、やみくもにハウスメーカーを見るのは得策ではありません。
初めのうちは参考になりますが、次第に基準が曖昧になってきます。
また、比較対象が多いと精神的な疲れにつながってしまう場合も。
展示場を見るのは重要ですが、何も決めていない状態で行くのは非効率です。
(3)営業の人柄や対応に左右されている
営業の人柄や対応が良いと、ハウスメーカー自体の印象も良くなります。
しかし、人柄だけに左右されて判断を見誤ってはいけません。
営業はあくまで自社のメリットを説明し、良い印象を持ってもらうように心がけます。
営業の話を鵜呑みにしすぎると、良い部分だけを切り取ってしまうことも。
また、営業の人柄を重視していると、細かな対応が気になってきます。
人柄を気にしすぎた結果、ストレスにもつながる可能性があるので、注意が必要です。
(4)口コミに左右されてしまっている
口コミには良い評価だけでなく、悪い評価も正直に書かれています。
しかし、口コミを参考にし過ぎるのはあまり良くありません。
どのハウスメーカーが良いのか分からなくなりがちだからです。
口コミは匿名発信のため、些細なことを過剰に悪く人もいます。
人の感じ方はそれぞれであり、必ずしも悪い評価の通りとは限らないでしょう。
どんなハウスメーカーでも悪い評価の1つはあるはずです。
人の意見を間に受けすぎているとハウスメーカーが絞れず、時間もかかってしまいます。
(5)貴重な休日を捧げてしまっている
家づくりは人生においての大きな決断になるため、検討期間は長期になるでしょう。
しかし、休日を全て家づくりの活動に充ててしまうのはNGです。
疲労の原因になり、判断力も落ちてしまいます。
判断力が落ちた結果、不本意な選択をしてしまう可能性もあるでしょう。
後々の後悔につながる恐れもあるため、注意が必要です。
ハウスメーカー選びで疲れない方法【自分でできる範囲の対応】
予算は「年収の25%」を目安に考える
家づくりの予算は、無理なく払える額で設定しましょう。
一般的に坪単価を年収の25%とすれば、無理なく払える予算になると言われています。
坪単価を知れば、全体的な予算も見えてくるでしょう。
坪単価予算の算出方法は、「年収の25%÷平均坪数」です。
総務省発表の平均坪数は約38坪のため、置き換えて計算してみてください。
家の維持費はかなり高額のため注意
家づくりには高額な費用がかかりますが、完成したあとの維持費も高額です。
家の維持費には、以下のような種類があります。
- 修繕費
- 固定資産税
- 保険料
30年間でかかる維持費の目安は、以下の表の通りです。
修繕費 | 固定資産税 | 保険料 | |
---|---|---|---|
30年間の維持費 | 800万円 | 300万円 | 80万円 |
この通り、家の維持費は想像以上に高額です。
年収の25%をそのまま家の購入費用に充てると、家計上のリスクに繋がります。
そのため、「年収の25%で算出した予算-維持費」での計算がおすすめです。
世帯年収は「出産」で大きく変わるから注意
共働きの夫婦で家を購入する場合も、世帯年収の25%で考えると良いです。
ただし、出産や産休といったライフイベントがあると、世帯収入は大きく減ります。
将来的にローンを返済できないリスクがあるため、注意が必要です。
単に収入が減るだけでなく、子育て費用で支出が増えることもあります。
想像以上にローン返済が厳しくなるので、将来を見据えた予算設定を行いましょう。
理想の家は希望を出し切るところから始める
理想の家を建てるためには、具体的な希望を出し切ることが重要です。
家族間で理想の家が異なる場合は、ここですり合わせておきましょう。
具体的な希望とは、主に「間取り」「設備」「立地や環境」です。
これらの希望を出し切れば、おのずと理想の家の完成形が見えてくるでしょう。
「間取り」「設備」「立地や環境」については、以下の表を参考にしてください。
【間取り】
間取りの種類 | 特徴 |
---|---|
回遊動線 | 家の中に行き止まりを作らないからスムーズに移動できる |
ランドリールーム | 洗濯機や乾燥機、物干し竿などの選択に関する家事をまとめて行える部屋 |
独立洗面所 | 浴室やキッチンとは別に設置する洗面台のことで、水場の用途を分けられる |
キッチン横ダイニング | コンロやシンクなどの調理場とダイニングスペースが横一列に並んでいるから配膳が楽に行える |
水回りを一か所にまとめる | 浴室やトイレ、洗面所などの水場を一か所にまとめることで、排水構造のメンテナンスが楽なる |
【設備】
場所 | おすすめ設備 |
---|---|
玄関 | ・玄関収納 ・手洗い場 ・スマートキー ・モニター付きインターホン ・防犯カメラや人感センサーなどのセキュリティ ・宅配ボックス |
キッチン | ・食器洗い乾燥機 ・ディスポーザー ・自動洗浄機能付きの換気扇 ・センサー水栓 ・防汚コーティングしたシンク ・IHコンロ ・パントリー |
浴室 | ・浴室乾燥機 ・大き目の浴槽 ・浴室テレビ ・追い焚き機能 ・乾きやすい素材の風呂床 |
トイレ | ・洗面台 ・浮いているトイレ |
家全体 | ・太陽光発電 ・複層ガラスの窓 ・全空調システム |
【立地と環境】
考慮するポイント | 補足 |
---|---|
エリアの特徴を知る | エリアによって町の雰囲気は大きく変わるため、自分にとって住みやすい街なのかを事前に確認しておきましょう。例えば、古くからある住宅街でも、高齢者が多いエリアもあれば、建て替えが進んで新しい街並みになっているエリアもあるため、自分の目で確認することをおすすめします。 |
日常的に使用する施設へのアクセス | 日常的によく使用するスーパーやコンビニなどへのアクセス方法を確認しておけば、生活の快適度や利便性が上がります。徒歩で行ける距離なのか、自転車や車が必要なのかもチェックしておくことで、暮らしのイメージがしやすくなります。 |
公共交通機関の利便性 | より快適な生活をするためにも、通勤や通学でよく使用する公共交通機関の利便性も確認しておきましょう。最寄り駅やバス停はどこか、家から徒歩何分で到着するのか、頻繁に使用する駅までは何分かなどの細かな部分まで確認することが重要です。 |
希望を細かく出すことで、自分に合うハウスメーカーを選びやすくなるでしょう。
ハウスメーカーは工法×予算で絞り込むのも手
細かい希望が決まっていない方は、工法でハウスメーカーを決める手もあります。
家づくりの工法とは、建物の材料や工事の仕方のことです。
工法を決めるには、家の構造で重視したいポイントを考えてみましょう。
何を重視したら良いか分からない方は、以下のポイントを参考にしてください。
- 高い耐震性
- 快適に過ごせる室内環境
- 間取りや設計の自由度が高い
家の構造で重視するポイントを決めたら、マッチする工法を探しましょう。
工法ごとに特徴は異なり、耐震性重視、デザイン性重視などさまざまです。
重視するポイントが複数ある場合は、優先順位を決めましょう。
希望する工法が得意なハウスメーカーに絞ることで、一気に探しやすくなります。
また、無理なく払える予算を算出し、坪単価でハウスメーカーに絞って探すのも有効です。
無理なく払える坪単価は、先述した年収の25%で計算してみましょう。
工法と予算を考慮して探すと、最適なハウスメーカーにたどり着ける可能性が高いです。
営業担当の人柄はもう考慮しない(人柄と理想の住まいは別物)
家の購入は大きな買い物となるため、営業担当の人柄で選びのは控えましょう。
営業担当はなるべく良い対応を心がけ、気に入ってもらえるように全力を尽くしています。
しかし、家を購入したあとに関わる機会はほとんどありません。
そのため、「営業担当の人柄が良いから」と一時的な感情で契約するのは危険です。
住宅の特徴や工法、サービスなどを基準に選んだほうが理想に近い家が期待できます。
営業担当の人柄と理想の家は別物のため、切り離して考えましょう。
家づくりを考えない休日を作る
ハウスメーカー選びに疲れたら、家づくりを考えない休日を作ってみましょう。
単に気分転換のためだけでなく、脳の働きをリセットするのにも効果的です。
ハウスメーカー選びは情報収集や比較検討など、脳に多くの負荷がかかる作業ばかり。
焦りやストレスを感じやすくなり、判断力が低下することになりかねません。
ほど良く休息をとることで、新たな視点で物事を考えられるようにもなります。
ハウスメーカーを正確に選ぶためには、適度にリフレッシュすることが大切です。
ハウスメーカー選びで悩んでませんか?
住まいの相談窓口ならハウスメーカー選びの疲れを極限に減らせる
疲れない理由:希望を伝えればプロが優先順位を決めてくれる
ハウスメーカーで相談するためには、条件や予算を整理しておく必要があります。
とはいえ、素人が知識なしで条件や予算を決めるのは大変な部分もあるはずです。
そのような方におすすめなのが、「住まいの相談窓口」です。
条件整理からサポートしてくれるため、気軽に相談しやすいメリットがあります。
家のイメージが漠然としていても、大まかな希望を伝えるだけで整理してくれます。
優先順位を決めることで考えがまとまり、具体的にイメージしやすくなるでしょう。
ハウスメーカーとの面談は、理想の家のイメージを言語化して伝えることが大切です。
そのため、まずは住まいの相談窓口にて完成イメージを固めるところから始めましょう。
希望や予算をプロと一緒に決めれば、安心してハウスメーカーとの面談に臨めます。
疲れない理由:希望を踏まえてハウスメーカーを選んでくれる
自力でハウスメーカーを探す場合、大量の情報から探さなくてはいけません。
貴重な休みを削って展示場へ行き、ハウスメーカーの比較を行う方もいるでしょう。
時間と労力が必要になり、体力的にも精神的にも疲れてしまうハメに。
一方、住まいの相談窓口では、条件や予算などの希望を伝えるだけでOKです。
おすすめのハウスメーカーをピックアップしてくれるため、楽に決められます。
比較検討するだけとなり、ハウスメーカー探しのストレスがなくなるでしょう。
各ハウスメーカーの特徴も解説してくれるため、正確な判断もしやすくなります。
疲れない理由:お金の相談もでき自分に合う予算感もわかる
家づくりの予算は年収の25%が目安ですが、実際に各家庭の状況にもよります。
出産や転職で収入が減少する可能性がある方は、ローン返済の考慮も必要です。
最適な予算を自分だけで導き出すのは難しい部分も多いでしょう。
そのような悩みも、プロに相談することで解決しやすくなります。
予算設定のほかに、以下のような疑問も相談可能です。
- 住宅ローンの組み方はどうすればいいの?
- 頭金と住宅ローンの最適な割合は?
- 完成後の税金はいくら?
- 家の維持費はどのくらいかかるの?
1人では難しい疑問でも、住まいの相談窓口に相談すれば丁寧に解説してくれます。
予算設定やローンの返済期間などは、プロと一緒に決めておくと安心です。
まとめ
今回の内容をまとめると以下のとおりです。
重要なハウスメーカー選びで苦痛を感じないためにも以下の点を心がけるようにしてください。
ハウスメーカー選びで疲れる原因 | 対策 |
---|---|
予算や理想の家が固まっていない | 予算は年収の20%を目安に。「間取り」「設備」などの希望を夫婦で出せば理想がわかる |
やみくもにハウスメーカーを見ている | 工法と年収の20%で払える坪単価の組み合わせで絞り込む |
営業の人柄や対応に左右されている | 家の満足度は家の性能・間取りで決まるもの。営業の人柄はそもそも見ない |
口コミに左右されてしまっている | 前提条件が違うため自分のケースに当てはまらないことも多い。人の意見は参考程度に。 |
貴重な休日を捧げてしまっている | 家づくりを考えない休日を作る。脳の疲れをリセットしより良い答えが見えやすくなる |
そもそも、はじめての家づくりで右も左も分からない状態でハウスメーカーを探すのは困難…。
全てのハウスメーカーから1社に絞り込むのは大変すぎます。
住宅相談サービスを使って、経験豊富な専門家にハウスメーカー選びを任すのも賢い選択。
専門家が絞り込んだ上で自分に合ったハウスメーカーを選んだほうがラクですし精度が高いです。
ハウスメーカー選びは悩む
家を建てると決めたとき、最初にぶつかるのがハウスメーカー選び。
調べれば調べるほど、違いが見えづらくなります。
どれを選べば良いかわからない…。そんな悩みを抱えてませんか?
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家づくりに失敗したくない。でも自分で決めるのは辛い。
そんな時に頼りになるのが、家づくりの相談サービス。
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