「住宅」は何千万円、時には1億円を超える高価な買い物です。失敗はできれば避けたいもの…。
本記事ではオープンハウスで実際に家を建てたブログを5つご紹介します。
お勧めの記事やブログ内で語られた失敗ポイントを分かりやすくまとめました。
契約前に後悔する可能性のあるポイントを把握できるでしょう。
ハウスメーカーを選びで悩んでいる方はこの記事を読まないと損です。
オープンハウスの概要
社名 | 株式会社オープンハウス |
---|---|
本社所在地 | 渋谷区渋谷一丁目13番9号 |
設立 | 2021年4月1日 |
累積建築戸数 | 19,000棟※2021年9月30日時点 |
代表者 | 鎌田和彦 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 249 人 |
事業内容 | 1.不動産売買の代理・仲介事業 2.新築戸建分譲事業 3.マンション・ディベロップメント事業 4.不動産投資事業 5.不動産金融事業 6.前各号に付帯関連する事業 |
売上高 | 2023年9月期 11,484億円 2022年9月期 9,526億円 2021年9月期 8,105億円 2020年9月期 5,759億円 2019年9月期 5,403億円 2018年9月期 3,907億円 2017年9月期 3,046億円 2016年9月期 2,472億円 2015年9月期 1,793億円 |
経常利益 | ー |
対応エリア | 首都圏・北関東・愛知・大阪・兵庫・福岡 |
工法 | 木造軸組在来工法 |
坪単価 | 35.0~65.0万円(参考:不動産売却の教科書) |
オープンハウスの特徴
数あるハウスメーカーの中で、オープンハウスはどんな特徴があるのか。
オープンハウスの注文住宅に興味を持っている方なら気になるはず。
ここでは同社の特徴を3つに絞って分かりやすく解説します。
同社の特徴はご覧のとおり。それぞれ簡単にご紹介します。
- 「快適な都心の一戸建てを適正価格で。」がコンセプト
- 土地割りを工夫してコスト削減
- コストダウンを徹底している
「快適な都心の一戸建てを適正価格で。」がコンセプト
オープンハウスは都心をメインにエリアを拡大しているハウスメーカーです。
「快適な都心の一戸建てを適正価格で。」をコンセプトに、都心で快適に住める家をコスパよく提供しています。
価格も立地も品質も妥協しないことをモットーとしており、都心でマイホームを持ちたい方の味方です。
都心は土地代だけでも高価になりがちで、さらに家を建てるとなるとかなりお金がかかります。
オープンハウスではあれば、都心でも予算を抑えながら「マイホームを持ちたい」という夢が叶えられるでしょう。
土地割りを工夫してコスト削減
オープンハウスでは土地の販売も行っており、住宅とセットで購入できます。
土地割りを工夫することで土地を効率的に活用することで、無駄に広くて高い土地を提供しないのが特徴。
都心で高いコストがかかる土地ですが、必要最低限の土地を用意することで低価格を実現しています。
さらに住宅を3階建てにすることで土地を有効活用し、狭い土地でも広い住宅で暮らすことが可能。
他のハウスメーカーよりも3階建て住宅に特化しているのが魅力です。
コストダウンを徹底している
オープンハウスでは土地だけではなく、材料や工程管理におけるコストダウンも徹底しています。
年間に建てる棟数が多いため材料を安く仕入れることが可能で、工事の人員配置なども効率化重視。
設計士の実力も確かで、コストダウンを徹底しながら理想の住まいを目指せます。
他にも高品質なハウスメーカーは多数ありますが、都心だとどうしても予算オーバーに。
オープンハウスであれば、低コストである程度快適な品質を担保してくれます。
都心でコストを抑えながらそこそこの住宅を建てたいという方にぴったりのハウスメーカーと言えるでしょう。
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オープンハウス×施主ブログ
ここではオープンハウスで家を建てた方のブログを5つご紹介。
情報発信している方のプロフィールやお勧めの記事を解説しましょう。
なぜオープンハウスを選んだのか、住んでみてどうだったのかといったリアルな感想がわかります。
オープンハウスの注文住宅に興味があるのでしたら、読まないと損ですよ。
*新築記録*〜オープンハウスディベロップメントで建てました〜
「*新築記録*〜オープンハウスディベロップメントで建てました〜」は、2020年3月にオープンハウスで土地と建物を購入した方のブログです。
2021年1月には引き渡しとなり、実際に暮らしているとのこと。
ブログには家づくりの過程や、住み始めてからの様子や感想がまとめられています。
とくに1ヶ月住んでみたリアルな感想がまとめられている以下2記事は、かなり参考になるでしょう。
良かった点や少し残念だった点が写真付きで簡潔にまとめられている記事です。
リビング収納…
☆1ヶ月住んでみて…②☆
控え目に言っても便利過ぎるっっっ
上記のようにやって良かった間取りも複数あるようなので、これから家を建てる方は役に立つでしょう。
オープンハウス・ディベロップメントでマイホームを建てる
「オープンハウス・ディベロップメントでマイホームを建てる」は、2018年にオープンハウスで土地と住宅を購入し、2019年から住み始めている方のブログです。
ブログには土地購入〜住み始めた後の暮らしぶりまでがまとめられています。
下記の記事では実際に住み始めて2ヶ月経った時点での感想が記されており、とても参考になりました。
住み心地については満足しているとのことですが、注意点なども記載されています。
またオープンハウスの標準仕様についてまとめられている以下の記事などもおすすめ。
- オープンハウスの標準仕様についてその1 ~玄関、サッシ・窓、ポスト~
- オープンハウスの標準仕様についてその2 ~キッチン、ユニットバス~
- オープンハウスの標準仕様についてその3 ~トイレ、洗面化粧台、床材、クロス~
- オープンハウスの標準仕様についてその4 ~電気関係~
標準仕様を知っておくことでハウスメーカー選びの参考になるため、ぜひチェックしてみてください。
S-life+
「S-life+」は、実際にオープンハウスで家を建てた方のブログで、家以外にも暮らしのことなどがまとめられています。
オープンハウスに関する記事はわずかですが、どれも参考になるものばかり。具体的には、以下などです。
施主さんが1年住んでみて感じたのは、「冬には脱衣所が極寒になる」ということです。
いわゆる欠陥だったようで、後日修理の対応をしてもらったとのこと。
本記事で後述している”後悔事例”でも、詳細をお伝えしています。
オープンハウスで世田谷に家を建てる
「オープンハウスで世田谷に家を建てる」は、2018年にオープンハウスで土地と建物を世田谷に購入し、2019年から実際に住み始めている方のブログです。
現在も記事が更新され続けており、住宅購入を思い立ってからの記録が70記事以上もあります。
2019年から実際に住んでみての感想や気になるポイントが随時まとめられているのも魅力。
例えば、以下の記事などです。
おおむね満足しているようですが、「壁紙に亀裂が入った」「営業が嘘をついていた」など気になるポイントも。
事前に知っておくべき内容が盛りだくさんなので、ぜひ参考にしてみてください。
TORITOME
「TORITOME」は、暮らしやファッション、ガジェットやグッズなどについてまとめられているブログです。
オープンハウスや家づくりに関する記事もいくつかあり、37歳会社員の男性が4人家族で暮らしているとのこと。
参考になるには間取りに関する記事で、具体的には以下などです。
かなり作り込まれている記事で、間取りを決める際に役立つでしょう。
実際の図面も公開してくれているので、具体的な間取りも知ることができます。
オープンハウス×施主ブログで記された後悔事例
実際に一条工務店で住宅を建てた方のブログを参考にどんな点で後悔するのか調査しました。
「一条工務店で建ててみたいけど本当に大丈夫か気になる…」という方は参考になるはずです。
後悔:冬に寒くなる
「*新築記録*〜オープンハウスディベロップメントで建てました〜」のブログにある「☆1ヶ月住んでみて…☆」の記事では、以下のような内容がありました。
今もそのまま2階の今までのベッドで寝ています笑
☆1ヶ月住んでみて…☆
なんでかって
1階ね、激寒なんです
エアコン付いてるけど、寝るために降りるのも寒くて面倒なので、暖かくなるまで2階で寝ることにしました
オープンハウスはあまり断熱性能が高くないのかもしれません。
実際に他のブログでも寒いという内容がいくつかみられたため、冬には寒くなりやすい傾向があります。
オープンハウスで使用される断熱材はグラスウールで、断熱に関する等級は4相当です。
断熱等性能等級は全部で7段階あり、7に近づくほど高性能になります。
つまりオープンハウスの断熱性能は可もなく不可もなくといったイメージ。
もちろん問題があるほどではないのですが、最近流行りの「ZHE基準」に比べると劣るようです。
後悔:カウンターなしの浴室にできなかった
同じく「☆1ヶ月住んでみて…☆」の記事では、以下のような内容もありました。
浴室は規格内の1坪風呂です
☆1ヶ月住んでみて…☆
カウンターは(掃除が面倒なので)必要ないから付けないで欲しいと要望したのですが、無理でした
なのでせめてもと、お掃除らくらくカウンターという壁から離れているタイプのカウンターの浴室を選びましたが、やっぱり今でも要らない
そして窓も要らなかったかな…
冬場、日が当たらない一階は寒くて寒くて、浴室なんて極寒です。少しでも冷気を防ぎたい方は窓要らないかも
浴室はカウンターなしにしたかったようですが、オープンハウスではできなかったとのこと。
カウンターがあるとたしかに掃除が面倒になるため、カウンターなしを希望する方も少なくないかもしれません。
カウンターなしの浴室を取り扱うメーカーもありますが、オープンハウスでは取り扱いがない可能性が高いです。
後悔:各階の温度差が大きい
「オープンハウス・ディベロップメントでマイホームを建てる」のブログにある「新居に越してから2ヶ月 住み心地について」の記事では、以下のような後悔事例が記されています。
一番長く居る部屋の採光は重要だと改めて感じました。
新居に越してから2ヶ月 住み心地について
次に室温についてです。なんとなくは分かっていましたが、
各階の温度差が大きいです。2階と3階はエアコンなしでもなんとか過ごせますが、
1階は寒いです。
やはり寒さに悩まされている施主さんが多いようです。
とくに3階建ての場合は、各階の温度差が大きくなるようです。
実際の温度も写真付きで掲載しており、以下の通りでした。
- 3階:22.3度
- 2階:21.5度
- 1階:13.9度
1階だけ明らかに気温が低いことがわかります。
施主さんいわく1階は採光を多めにとるか、長居する場合はエアコンをつけた方が良いとのことでした。
後悔:脱衣所に隙間風
「S-life+」のブログにある「オープンハウスで新築建売を購入し1年目に感じたこと。」の記事では、寒さに関する以下のような後悔事例がありました。
我が家は3階が水回りの物件です。洗面所・風呂が3階にあります。家の作りとして3階に風呂場って大丈夫なのか聞かれることも多いです。メリット・デメリットがありますが、現在は特に問題なく生活しています。メリットの一つとして、3階に脱衣所あると1階と比較して冬寒くないことでしょうね。1階の脱衣所にありがちな玄関からの冷たい空気がこないです。秋から冬になっても快適でした。
ですが、1月の寒い日が続いた頃から急激に寒くなったんです。外の空気と変わらないくらい震える寒さが続くようになりました。当然、寒気が脱衣所だけではなく3階の階段周りなども巻き込んで全体が寒い日々が始まりました。
オープンハウスで新築建売を購入し1年目に感じたこと。
脱衣所が異常な寒さで気になっていた施主さん。原因は脱衣所の隙間にあったようです。
いろいろ触っていると、ドアの木枠を押してみると木枠がしなります。隙間あきます。向かって右と上の木枠の隙間が結構あります。子供なら指先1本入っちゃうんじゃないかな?くらいな隙間があるんです。その隙間から風がガンガン吹いてきます。間違いなく寒さの原因はその隙間からくる外気でした。
オープンハウスで新築建売を購入し1年目に感じたこと。
住み始めて1年目で木枠のしなりがあり、隙間風が入っていたとのこと。
経年劣化ではなさそうなので、欠陥ということになります。
とはいえ、こちらは無料で修理してもらえたようです。
欠陥があったという点では不安になりますが、アフラーフォローは充実している様子。
後悔:営業が嘘をついていた
「オープンハウスで世田谷に家を建てる」のブログにある「オープンハウスの営業がついていた嘘に気がついた」の記事では、以下のような驚きの内容がありました。
住み始めて5年経って、ひとつオープンハウスの営業がついていた嘘に気がついた。
オープンハウスの営業がついていた嘘に気がついた
それは、「この地区では規制が変わるのでこうした3階建ての戸建ては翌年から建てられなくなります」という嘘。元々胡散臭いなと思っていたので、意思決定に影響は与えてないので気にしてませんが。
この5年で似たような3階建て戸建てが近所にどんどんできています。規制はどこに行ったんだ…とにかく早く契約させようとするオープンハウス営業のやり口なんでしょうね。
やはりオープンハウスの営業の言うことは鵜呑みにせずに、確認してかないといけませんね
住宅は建てる地域によって規制がある場合もあり、中には3階建てが認められない地域もあります。
そして施主さんが打ち合わせする際には、営業から規制が変わるというアドバイスがあったとのこと。
しかし実際には5年経っても規制は変わらず、3階建てでもとくに問題なかったようです。
意思決定には影響していないとのことですが、施主さんがもし3階建てを希望していたなら大問題ですよね。
人間誰しもミスはありますが、かなり危ない嘘だったかと思われます。
まとめ
本記事では、オープンハウスで実際に家を建てた方のブログと後悔ポイントを解説しました。
後悔事例を踏まえて一条工務店で家を建てるかどうか検討しましょう。
注文住宅は何千万円もする高い買い物…。失敗しないためにも他のハウスメーカーと比較するのがお勧め。
同じ性能でも価格差があったり、同じ土地でも間取りのプランも異なったりするからです。
予算や理想の間取りなどを踏まえて、一番理想に近づけるハウスメーカーを探すと失敗が少なくなります。
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