- スーモカウンターのファイナンシャルプランナーの評判を知りたい
- スーモカウンターのFPに相談したいけど営業されるのか知りたい
- そもそもFPに相談したらどんなメリットがあるのか知りたい
「『スーモカウンター』を使うと無料でFPと相談できるけど、実際どうなの?」
家づくりは人生最大の買い物。それに関連するFP相談も慎重になっているはずです。
「FPに相談したら、保険の営業されるのでは?」という警戒感もきっとあるでしょう。
そこで、今回はスーモカウンターの「FP相談」に関する評判やどんな相談ができるのか解説。
利用するメリットはもちろんですが、逆に使うとこんなリスクがあるよというのも正直にお伝えします。
後悔しない家づくりのために、ぜひ参考にしてください。
住宅展示場めぐり、もうクタクタ…
スーモカウンターのFPで相談でできること
まずは、スーモカウンターのFP相談で具体的に何をしてくれるのか、その中身を整理しましょう。
具体的には以下のようなことをしてくれます。
単に「節約しましょう」という話ではなく、家づくりに特化したシビアな診断がメインです。
住宅購入に使える“安全な予算”の算出
一番の目的はこれです。「銀行が貸してくれる金額」と「実際に返せる金額」は全く別物。
FPはここを徹底的に洗い出します。
- 家計・収入・貯金・今の家賃などを総合的にチェック
⇒現在の状況を整理し、将来必要になるお金も教えてくれます。 - 子供の教育費や老後資金を残した上での「無理のない返済額」を算出
⇒ローン返済が家計を圧迫しないか、プロの視点でチェックしてもらえます。 - 本体価格だけでなく、諸費用や引っ越し代も含めた「総額」の可視化
⇒見落としがちな諸費用も含めた総額を把握できます。 - 今の年収で狙える物件価格のボリュームゾーンを明確化
⇒無理のない範囲で、どんな価格帯の家を検討できるのかが分かります。
「なんとなく3500万円くらい?」という感覚が、
「あなたは3200万円までにしておいた方が、旅行や趣味も我慢せずに暮らせます」
といった具体的な根拠に変わります。
住宅ローンの選び方のアドバイス
住宅ローンは種類が多すぎて、素人には判断が難しいポイントです。
FPは専門知識を踏まえて、分かりやすくどの住宅ローンが良いかアドバイスしてくれます。
- 固定金利と変動金利、どちらがライフスタイルに合っているか
⇒それぞれのメリット・デメリットを比較。リスク許容度から最適な金利タイプをアドバイス - ネット銀行とメガバンク、地銀の比較ポイント
⇒金利だけでなく、手数料や団体信用生命保険など、銀行を選ぶ上で重要な視点を解説 - 頭金は入れるべきか、手元に残すべきかの戦略
⇒正解のない「頭金」の投入タイミングや、返済期間の適正さについて相談に乗ってくれます - 金利が上昇した場合のリスクシミュレーション
⇒変動金利を選んだ場合、将来どんなリスクがあるのかを分かりやすく説明してくれます
家計の見直し・保険の見直しサポート
家を買うと、固定資産税や修繕費など新たな出費も増えます。
現状の家計の見直しや今後の収支シミュレーションなど「人生に関わるお金」を見える化してくれます。
- 使途不明金や無駄なサブスクなど、毎月の支出の整理
⇒無駄な出費がないか、客観的な目でチェックしてもらえます - 教育資金のピーク時や老後資金のバランス調整
⇒家の購入後も、教育費や老後資金が不足しないか、全体のバランスを診断 - 現在加入している保険の重複チェックと見直し
⇒現在の保険がライフプランに合っているか診断してくれます - 30年〜40年先までの長期ライフプランシミュレーション作成
⇒今後の収入・支出・貯蓄の推移を予測し、「人生の収支予測」を可視化してくれます
住宅展示場めぐり、もうクタクタ…
スーモカウンターのFPを使うリスク(2選)
「無料なんて怪しい…」と感じる方のために、リスクやデメリットについても正直にお話しします。
無料の代償というワケでありませんが、以下の2つのリスクがあります。
ここはしっかり理解してから利用しましょう。
リスクといっても、強いて挙げるならの注意点です。
利用者に不利益が被ることは全くないのでご安心ください!
保険の提案営業を受ける可能性がある
これが、無料FP相談の仕組みにおける最大の懸念点かもしれません。
理由はシンプルで、FPにとって相談者は「見込み客」だからです。
- FPはボランティアではなくビジネスで動いている
- 家づくりでお金の話を整理すると、自然と「万が一の備え(保険)」の話題になる
- ライフプランの見直しの一環として、新しい保険の提案を受ける流れになりやすい
ただし、FPから提案された保険を契約するかどうかは利用者の自由。完全に任意です。
「必要ありません」と断っても全く問題ありません。
その後のスーモカウンターの家づくりサポートに影響が出ることは一切ありませんので、ご安心ください。
FPの専門性・経験にばらつきがある
紹介されるFPは「ファイナンシャルプランナー」の資格を持っています。
ただし、人間なので「合う・合わない」や「経験年数やスキルの違いに伴う実力差」はあります。
- FP資格はあっても、住宅ローンに強いか、保険に強いかは人による
- ベテランFPもいれば、経験が浅いFPもいる
- 「話は正しいけど、なんか相性が悪いな…」というケースもゼロではない
もし合わないなと感じたら、スーモカウンターに相談して担当を変えてもらうなどを検討しましょう。
スーモカウンターのFPを使うメリット(4選)
リスクはありますが、それを上回るメリットがあるからこそ、多くの人が利用しています。
具体的には以下のようなメリットがあるんです。
「初めての家づくり」では強力な味方になってくれます。使わない手はありません。
家づくりの予算がクリアになる
自分たちだけで計算していると、どうしても「希望的観測」が入りがちです。
- 自己判断では気づけない「将来の出費リスク」がわかる
⇒教育費や老後資金を無視した「家計破綻リスク」を指摘してもらえます。 - 自分たちに適正な「頭金」や「住宅ローン借入額」の目安が数字で出る
⇒曖昧な数字ではなく、具体的な目安が分かり、自信を持って次のステップに進めます。 - 無理なローンを組んでしまってからの「家づくり破綻」を回避できる
⇒無理のない予算を知ることで、将来後悔するリスクを大幅に減らせます。
第三者視点で家計を見てもらえる
夫婦でお金の話をすると、喧嘩になることってありませんか?
FPという第三者が入ることで、冷静に話し合えます。
- 住宅予算に限らず、家計全体の無駄が見つかる
⇒住宅ローン以外の固定費削減など、家計全体の効率化が図れます。 - プロのヒアリングで、自分たちが気づいていない「隠れ支出」が把握できる
⇒自分では気づきにくい無駄遣いを可視化してもらえます。 - 出産、進学、車の買い替えなど、ライフイベントごとの貯金目安が具体化する
⇒将来のイベントに必要な貯蓄額を逆算できます。貯金や投資の目安がわかります。
好きな場所で相談できる
スーモカウンターの店舗はもちろん、家や近くのカフェ、最近ではZoomなどでの相談も可能です。
自宅からリラックスして、子供の様子を見ながら相談できるのは大きなメリットです。
何度でも無料で相談できる
通常、独立系FPに相談すると「1時間5,000円〜1万円」程度の相談料がかかることが一般的です。
それが何度でも無料というのは、コスト面で非常に大きいです。
FPの相談が無料でできる2つのワケ
「タダより怖いものはない」と言います。
この無料の仕組みにはちゃんとした理由(ビジネスモデル)があります。
裏があるわけではなく、Win-Winの関係で成り立っています。
- FP側のメリット:見込み顧客を集客できる
スーモカウンターから「家を買う意欲のある顧客」を紹介してもらえる。広告宣伝費をかけずに集客ができ、保険の見直しなどの提案機会が得られる。 - スーモ側のメリット:サービスの付加価値が上がる
ユーザーの予算不安を解消することで、その後の住宅会社紹介や成約につなげやすくなる。サービスの付加価値が上がる。
FPやスーモカウンター側が「広告費」や「集客費用」として費用を負担しているようなものです。
スーモカウンター経由のFPの特徴
FPは大きく分けて「金融機関所属(保険会社や銀行など)のFP」と「独立系FP」の2つがあります。
スーモカウンター経由で紹介されるFPは、いわゆる「独立系FP」と呼ばれる人たちです。
「独立系FP」と「金融機関所属FP」の違いの表をまとめました。
| 独立系FP | 金融機関所属系FP | |
|---|---|---|
| 所属先 | ・独立開業 ・独立系FPを束ねる会社 | ・銀行 ・保険会社 ・証券会社 |
| 取り扱える保険商品 | ・幅広い | ・所属先の自社商品のみ |
金融機関所属だと、自社の住宅ローンや自社の保険を売るためのポジショントークになりがちです。
しかし、独立系FPは複数の商品を比較・検討できる立場にあります。
「あなたにとって本当に有利な商品はどれか」という視点でアドバイスをくれるのが最大の特徴です。
利用前に気になるよくある疑問(3選)
実際に利用する前に、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
- Q保険の勧誘はあるの?
- A
ありえます。
FPもビジネスですので、家計見直しの中で「今の保険は割高なので、こちらの方が安くて保障が手厚いですよ」といった提案はあると思ってください。ただ、あくまで提案なので、必要なければ「今は保険の見直しは考えていません」と伝えればOKです。
- QFP相談はどのくらいかかる?
- A
90分〜120分くらいは見ておいた方が良いです。
1回で終わることもありますが、丁寧なFPだと「1回目はヒアリング」「2回目はシミュレーション結果の提示と提案」という風に、2回に分けることもあります。一生のお金の話をするので、時間はしっかり確保しましょう。
- Q保険を契約しないとまずい?
- A
まったく問題ありません。
「相談に乗ってもらったのに申し訳ない…」と気にする必要はありません。FP側も成約率100%なんて思っていませんし、断ったからといってスーモカウンターでの家づくり紹介に不利になることも一切ありません。必要な提案だけを受け取りましょう。
FP相談を上手に活用する3つのコツ
せっかくプロに相談するなら、濃い時間にしたいもの。当日あたふたしないための準備のコツをご紹介。
以下の3つだけでもやっておくと、当日の相談の質が格段に上がりますよ。
ざっくりと何にいくら使った確認する
住宅ローンの目安を出すために「現在の支出について教えてください」といった質問は必ず来ます。
- 「光熱費は月2万円くらいかな」
- 「食費は5万円前後」
- 「レジャー費はこれくらい」
…と、ざっくりで問題ありませんので、答えられるようにしておきましょう。
FPが行う住宅ローンのシミュレーションの精度がグッと上がります。
家計簿アプリを使っていれば、相談時にその画面をサッと見せるだけでも、十分に伝わりますよ。
家族構成や理想の過ごし方を考える
お金の計算って、結局のところ「どう暮らしたいか」「どう生きたいか」の棚卸し。
- 「子どもはあと1人ほしいか?」
- 「中学から私立に行かせたい?」
- 「毎年旅行に行きたい?」
といった理想のライフスタイルを、ざっくりでいいのでイメージしておくと話がしやすくなります。
夫婦で事前にすり合わせておければベストです。
仮にできていなくても、それぞれの希望を伝えるだけで大丈夫。
大切なのは、「その理想を叶えるには、どのくらいお金が必要なのか」を知ることです。
質問したいことを事前にまとめる
相談が始まると、意外とあっという間に時間が過ぎてしまうもの。
- 「変動金利って何がリスクなの?」
- 「子どもの教育費が不安」
など、気になることがあれば、メモしておきましょう。上手く言葉にできなくても大丈夫。
FPが会話の中で「つまり、こういうことですか?」と、しっかり汲み取ってくれるので安心してOKです。
まとめ
スーモカウンターのFP相談は、家づくり初心者にとって「お金の不安」を解消する強力なツールです。
- 家計とライフプランに基づいた「リアルな予算」がわかる
- 「無料=怪しい」ではなく、広告費の一環というビジネスモデルなので安心
- 保険提案はあるかもしれないが、断っても全く問題ない
- 予算が明確になることで、その後の家づくりで「やっぱり高くて買えなかった…」という後悔を防げる
FP相談は家づくりの入り口として利用する価値は十分にあります。
ちょっと想像してみてください。
- 「自分たちが買える家はいくらなのか?」。という疑問を自分たちだけでずっと考える日々
- 「あのときの判断は正しかったのか」と疑念を持ちながら35年間ローンを返済する日々
辛いですよね…。スーモカウンターのFPに行けば、こうした悩みにプロが的確な答えをくれます。
「自分たちが買える家はいくらなのか?」を知るだけでも、肩の荷が下りますよ。
まずはFPに気軽に相談するところから家づくりを始めることをお勧めします。


コメント